イタチを家や庭に近づけたくない。
すでに家に入られていて、どう対応すればよいか迷っている。
ここでは自治体などの資料をもとに、寄せつけない工夫から、侵入後の追い出し・侵入防止、自治体や業者への相談までを整理します。
対策につながるイタチの特徴と被害
イタチへの対策を考えるときは、まず家のどこに入り込むことがあるのか、どのような被害があるのかを押さえておきましょう。
豊中市は、イタチが垂直の壁を登れることや、民家の床下・天井裏に住み着くことがあると紹介しています。
大阪市東成区によると、雨どいや木の枝をつたい、家屋の隙間から入り込んで天井裏に住み着くこともあります。
家の中で起きる被害について、堺市が紹介しています。
- 天井裏を走り回る騒音
- ふん尿の臭い
- 台所や店の中で食器・商品を荒らされる
どれもとても嫌ですよね。。。
出典:大阪市東成区「イタチでお困りの方へ」/豊中市「イタチによる被害の対策について」/堺市「イタチでお困りの方へ」(2026年10月25日に確認)
イタチを見かけたときの注意
見かけたときは、まず接し方に気をつけましょう。
大阪市都島区は、イタチを含む野生動物について、近づいたり、撫でようとしたりしないよう案内しています。
噛まれたり、引っかかれたりする場合があるためです。
野生動物は病原菌を持っていることもあります。
近寄らないように注意しましょう!
出典:大阪市都島区「野生動物による被害を受けないために」(2026年10月25日に確認)
寄せつけないための食べ物と家まわりの管理
寄せつけないために見直せることを、食べ物と家まわりに分けて見ていきましょう。
食べ物を放置しない
鈴鹿市は、タヌキ・イタチ等への対策として、農作物や収穫後に残った作物、ペットフードなど、エサになるものを隠すことを挙げています。
また、食べ物の管理と忌避剤を併用することで、近寄らなくなる可能性があるとも紹介しています。
大阪市都島区が、イタチを含む野生動物向けに挙げているのは、犬猫の食べ残しや庭の落果実を速やかに片づけることです。
生ごみは屋外に放置せず、屋外で保管するときは頑丈な蓋つきの箱などを使うよう案内しています。
屋根への足場と、侵入前の隙間に目を向ける
同区は、庭木の枝を伝って屋内へ侵入されないよう、枝が屋根にかかる前に定期的に剪定することも挙げています。
自宅へのルートをひとつでも減らしておく、ということですね。
建物の隙間について、北九州市は、イタチが棲みつく前、または追い出した後の侵入防止として、侵入口をふさぐよう案内しています。
住み着いている状態でふさがないようにするのがおすすめです。
出典:鈴鹿市「よくある質問 タヌキ、イタチ等に困っています」/大阪市都島区「野生動物による被害を受けないために」/北九州市「よくある相談と対策【イタチ】」(2026年10月25日に確認)
においや光による追い出し
家に入られた場合、大阪市東成区は、まず追い出すよう案内しています。
追い出す方法のひとつが「においを使う方法」です。
市販の動物用忌避剤を使う方法が紹介されています。
においのほかには、光を使う方法もあります。
豊中市は、イタチのいる場所に、クリスマスツリーの飾りなどの点滅するものを置く方法を紹介しています。
出典:大阪市東成区「イタチでお困りの方へ」/豊中市「イタチによる被害の対策について」(2026年10月25日に確認)
侵入防止と点検する場所
追い出せた後に考えたいのが、再び入られないための建物側の対策です。
豊中市は、一度出ていったイタチが戻る可能性を挙げています。
追い払った後に対策する侵入口と思われる場所の例として、エアコンの管のまわりや、屋根と壁の間の隙間が挙げられています。
大阪市東成区も、追い出した後に侵入経路となる穴をふさぐよう案内しています。
さらに、ほかにも入り込めそうな穴がないか点検し、見つかった穴は金属たわしや金網、金属製ネットでふさぐことが推奨されています。
出典:大阪市東成区「イタチでお困りの方へ」/豊中市「イタチによる被害の対策について」(2026年10月25日に確認)
捕獲を考える前の確認と、自治体の対応範囲
イタチの捕獲や、自治体の制度・補助についてご紹介します。
捕獲前に相談する
追い出す方法を試しても出ていかず、捕獲を考える場合はどうすればよいのでしょうか。
大阪市東成区は、捕獲には許可が必要なため、事前に同市へ相談するよう求めています。
堺市は、申請者の状況を聞き、必要と判断した場合に捕獲許可証を交付します。
捕獲器の貸し出しも行っていますが、数に限りがあるため、事前に問い合わせが必要です。
大阪市都島区の案内でも、同市の動物管理センター分室は、状況を聞いて必要と判断した場合に、申請に基づいて捕獲を許可しています。
ただし、都島区保健福祉センターと大阪市動物管理センター分室は、原則として野生動物の捕獲を行わないとしています。
大阪市では、現状、捕獲は自分で行わないといけないということです。
お住まいの自治体では、相談や許可判断、器具の貸し出し、実際の作業のどこまでを受け付けているか、確認してみてください。
出典:大阪市東成区「イタチでお困りの方へ」/堺市「イタチでお困りの方へ」/大阪市都島区「野生動物による被害を受けないために」/環境省「狩猟制度の概要」(2026年10月25日に確認)
被害が続く・自分での対策が難しいときの業者相談
被害が続いていたり、自分で対策が難しい場合は業者に相談するのもおすすめです。
被害が続く場合と、作業に対応できない場合
豊中市は、対策グッズを使っても効果がなく、騒音やふん尿などの生活環境被害が続く場合に、業者への依頼を検討することを提案しています。
大阪市東成区は、捕獲と捕獲後の対応を申請者自身が行う必要があり、それが難しい場合は有料の専門業者へ依頼するよう紹介しています。
また鈴鹿市は、タヌキ・イタチ等の屋根裏や軒下への侵入口をふさぐ際、ふん尿等がたまっていて、清掃・消毒が必要になる場合もあるとしています。
もし対策自体が難しいとか、対策をしても被害が続く、ということであればプロの専門業者に相談してみるのも一つの方法です。
その方が早く確実に対処できるかもしれませんよ!
害獣プロガードの対応エリアや受付、依頼の流れは、こちらにまとめています。

出典:豊中市「イタチによる被害の対策について」/大阪市東成区「イタチでお困りの方へ」/鈴鹿市「よくある質問 タヌキ、イタチ等に困っています」(2026年10月25日に確認)


