コウモリを追い出すなら、いつがいいのだろう。
実は自治体の公式サイトが、時期や時間帯についての案内があるんです!
この記事では、いろいろな自治体の公式サイトをチェックして、その内容を分かりやすくまとめていきます。
コウモリの追い出しには、やらないほうがいい時期がある
コウモリの追い出しは、年中いつでも同じようにやりやすいわけではありません。
冬眠している時期や、子育て中にあたる夏の出産期は、追い出す作業そのものが難しくなります。
北九州市の公式サイトに、「冬眠時期及び夏の出産時期は追い出しが難しいため、それ以外の時期に対策を行う方が効果的です」と記載があります。
「いつやるか」を考える前に、「避ける時期」を理解するのが大事です。
では、避けたほうがいい時期を除くと、具体的に何月が向いているのか。
その答えは、次の項で確認していきます。
資料が挙げている時期は「9月ごろ」
鈴鹿市の公式サイトには、コウモリの子育てが一段落する9月ごろに行うと効果的だと記載されています。
京都市の「衛生動物だより」では、アブラコウモリについて、7月初旬から8月中旬の繁殖期に入ると追い払うのが難しくなるとして、なるべくこの時期を避けて作業するよう案内しています。
鈴鹿市の「9月ごろ」は、この時期のあとに当たります。
ただ、「9月までは待てないよ」「時期は悪いけど今すぐ対処したい!」ということであれば駆除業者に相談してみるのも一つの方法です。
自分では難しくても、プロの業者なら問題なく対応してくれるところもあると思います!
出典:鈴鹿市「よくある質問 ベランダに鳥が巣を作り、困っています」/京都市「衛生動物だより アブラコウモリの糞(No.059)」(PDF)
時間帯は日没前後
鈴鹿市の公式サイトによると、「コウモリは夜行性であり、日没前後に巣を飛び出して行くので、コウモリの出入り口を確認した後、戻ってくるまでに穴をふさいでください」とあります。
先に出入り口を確認。
その後、コウモリが飛び出して戻ってくるまでの間にふさぐ、という順番が示されています。
京都市の「衛生動物だより」にも、アブラコウモリについて「日没後,巣から飛び出て空中を飛び回ります。」と記載されています。
「街灯など照明の周囲を飛び,灯りに誘引された虫を捕食します。」とも書かれています。
ふさぐタイミングについては、「夜にコウモリが外へ出ていったころを見計らって,出入口の隙間をふさぎます。」とあります。
鈴鹿市は「日没前後」に飛び出して「戻ってくるまでに」、京都市は「日没後」に「外へ出ていったころ」に、と言い方は違いますが、どちらもコウモリが出ていって、いないうちにふさぐという順番です。
出入り口の見つけ方や、ふさぎ方そのものの手順は、また別の記事でまとめる予定です。

屋根裏の動物を追い出してふさぐまでの共通の進め方は、こちらにまとめています。

出典:鈴鹿市「よくある質問 ベランダに鳥が巣を作り、困っています」/京都市「衛生動物だより アブラコウモリの糞(No.059)」(PDF)
巣の駆除は法律に注意
八千代市の公式サイトには、「ハトやコウモリ等は「鳥獣保護管理法」により保護されており、許可なく駆除や巣の除去が出来ません。」とあります。
そのうえで、「巣の除去は、例外として、巣にヒナや卵が無い場合に限り、許可が無くても個人で撤去可能です。」とも案内されています。
巣にヒナや卵がいるかどうかは、時期の話であると同時に、法律で線引きされている話でもあるということです。
鳥獣保護管理法の詳しい仕組みは、こちらにまとめています。

出典:八千代市「ハトやコウモリが家に巣を作り困っています。」
時期が合わないとき、自分では難しいとき
冬眠中や出産期にあたっている場合、資料にはそれ以外の時期のほうが効果的だとしか書かれておらず、代わりの時期は示されていません。
今は難しい時期だと分かったら、時期がずれるのを待つのが、資料に沿った進め方ということになりそうです。
北九州市の公式サイトでは、専門業者に依頼して捕獲する方法にも触れられています。
捕獲には許可が必要で、北九州市の案内では福岡県の許可が必要になるとのことです。
ここからは資料に書かれていない、こちらの判断になりますが、天井裏や軒下の作業は高所になりやすく、日没前後の暗い時間の作業にもなります。
自分で対応するのが難しいと感じたら、無理をせず業者に相談するのも選択肢のひとつです。
コウモリ駆除のためだけに、大きな事故になってしまってもいけませんからね。
慣れない作業の場合は事故率も上がります。
十分に注意しましょう。
コウモリかどうかがまだ分からない場合は、こちらで見分け方をまとめています。

コウモリ対策全体の流れは、こちらの記事で確認できます。


害獣プロガードの対応エリアや受付、依頼の流れは、こちらにまとめています。

まとめ
コウモリの追い出しは、「いつがベストか」ではなく「いつを避けるべきか」で考えるのがポイントでした。
冬眠時期と夏の出産期は追い出しが難しく、鈴鹿市の資料では9月ごろが効果的だと案内されています。
時間帯は日没前後、出入り口を確認してから、コウモリが戻ってくるまでの間にふさぐのがコツ。
また、コウモリは鳥獣保護法で保護されているので、法律面にも注意が必要です。
自分での対応が難しいと感じたら、無理をせず業者に相談するのも選択肢のひとつです。
出典:北九州市「よくある相談と対策【コウモリ】」/鈴鹿市「よくある質問 ベランダに鳥が巣を作り、困っています」/八千代市「ハトやコウモリが家に巣を作り困っています。」


